広島 難敵メルセデス攻略 龍馬が6回に適時二塁打「何とかつなごうと」 今季9打数4安打の好相性

[ 2022年5月6日 05:30 ]

セ・リーグ   広島3-0巨人 ( 2022年5月5日    マツダスタジアム )

<広・巨>6回1死一塁、西川は右中間に適時二塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 広島・西川が難敵攻略にひと役買った。1点優勢の6回1死一塁で貴重な適時二塁打。メルセデスの外角高め直球を捉えて右中間を破り「最近は打てていなかったので、何とかつなごうと思った。崇司さんがよく還ってくれた」とし、長駆生還した上本に感謝した。

 これで対メルセデスは今季9打数4安打。4月20日の前回対戦では先制の1号2ランを放ってもいる。「日によって違うので相性とかは気にせず、一日一日をどういい状態に持っていくかを考えながらやっている」。敵の左腕を降板に追い込む一打にも27歳は浮かれない。

 打線は4回までわずか1安打。風穴を開けたのは5回だ。1死から中村健と磯村の連打に敵失が絡んだ一、三塁の好機。8番・小園が高めスライダーを叩き付けると、打球は高くバウンドして二塁へ転がり、中村健が先制のホームを踏んだ。

 難敵に今季初黒星を付け、首位を叩いて3カードぶりの勝ち越し。佐々岡監督は「ワンチャンスで1点1点。小園もああいう場面で泥くさくね。ああいう1点は相手にこたえると思う」とご満悦だった。

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2022年5月6日のニュース