阪神、来日初先発のウィルカーソンが5回1安打無失点と好投　

セ・リーグ   阪神-巨人 （ 2022年4月16日    甲子園 ）

＜神・巨＞力投する先発のウィルカーソン（撮影・椎名　航）
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　来日初登板初先発の阪神・ウィルカーソンが、5回まで圧巻の投球を披露した。

　序盤は不安定だった。先頭の吉川尚に右前打を浴び続く坂本は中飛に打ち取ったものの自らのけん制悪送球と四球もあり1死一、二塁。ピンチを招いたが4番・岡本和を134キロのチェンジアップで左飛。丸に対しては134キロのスライダーで右飛に仕留め切り抜けた。

　2回以降は徐々に本来の投球を取り戻した。直球は140キロ台前半ながら、130キロ台のスライダーとチェンジアップを多投。5回2死から与えた四球以外は走者を許さない投球を見せ勝ち投手の権利を持ったまま、5回を投げきった。