大谷翔平 お目覚め1試合2発! 初球先頭打者弾、豪快ツーランで勝利に貢献 チームも快勝で勝率5割

[ 2022年4月16日 12:39 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―6レンジャーズ ( 2022年4月15日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス>5回、この日2本目となる2号2ランを放ち、カウボーイハットをかぶり笑顔の大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は15日(日本時間16日)、敵地グローブライフフィールドでのレンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で今季1号本塁打、第3打席では豪快ツーランを放ち、1試合2発をマーク、5打数2安打で打率・206とした。チームは9―6で勝利し、4勝4敗の勝率5割となった。

 待望の1発は試合開始直後だった。初回表の第1打席でレ軍の先発右腕・ブッシュの初球、高めのストレートをとらえて完ぺきな当たりの本塁打。ついに今季8試合31打席目で待ち望んでいた一発が飛び出した。データ計測システム「スタットキャスト」によれば、大谷の今季1号は打球速度108マイル(173.8キロ)、打球飛距離408フィート(約124.4メートル)、打球角度は自身3番目に高い41度。大谷のプレーボール弾は日本ハム時代の16年7月3日ソフトバンク戦、今春の3月26日のホワイトソックス戦とのオープン戦の2度。メジャーの公式戦では自身初だった。

 3回1死走者なしの第2打席は見逃し三振。5回1死一塁で迎えた第3打席は、左腕アラードが投じたカットボールを右翼スタンドへ弾き返す豪快なツーラン。スタットキャストによれば打球速度108.1マイル(約174キロ)、打球飛距離415フィート(約126.5メートル)、打球角度35度。メジャーで自身7度目となるマルチ本塁打となった。5番手右腕・スナイダーと対戦した6回2死一塁の第4打席は、一直。9回の第5打席は、7番手右腕・パットンの前に空振り三振に倒れた。

 この日は1947年に初の黒人選手がデビューした日を記念する「ジャッキー・ロビンソン・デー」で、全選手が背番号42をつけてプレーした。

 チームは1点リードで迎えた4回に適時二塁打などを許し、5失点。その後は5回に大谷のツーランを含む、一挙5得点で逆転に成功。7回にはウォルシュのツーランで2点追加し、見事勝利した。

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