大谷翔平 1試合2発で勝利に貢献「2本打てて嬉しい」 一時は4点差からの逆転勝ち チームは勝率5割に

[ 2022年4月16日 14:02 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―6レンジャーズ ( 2022年4月15日    アーリントン )

<レンジャーズ・エンゼルス>初回、先頭打者弾を放ち、カウボーイハットをかぶってナインに迎えられる大谷(撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は15日(日本時間16日)、敵地グローブライフフィールドでのレンジャーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で今季1号本塁打、第3打席では豪快ツーランを放ち、1試合2発をマーク、5打数2安打で打率・206とした。チームは9―6で勝利し、4勝4敗の勝率5割となった。

 待望の1発は試合開始直後だった。初回表の第1打席でレ軍の先発右腕・ブッシュの初球、高めのストレートをとらえて完ぺきな当たりの本塁打。ついに今季8試合31打席目で待ち望んでいた一発が飛び出した。また、5回1死一塁で迎えた第3打席は、左腕アラードが投じたカットボールを右翼スタンドへ弾き返す豪快なツーラン。メジャーで自身7度目となるマルチ本塁打となった。

 試合後に、大谷は「2本打てて嬉しい。特に負けている展開でチームに流れを取り戻して最終的に勝つことができたのは自分にとっても一番大きかったかなと思います」とコメントした。

 チームは1点リードで迎えた4回に適時二塁打などを許し、5失点。その後は5回に大谷のツーランを含む、一挙5得点で逆転に成功。7回にはウォルシュのツーランで2点追加し、見事勝利した。

 この日は1947年に初の黒人選手がデビューした日を記念する「ジャッキー・ロビンソン・デー」で、全選手が背番号42をつけてプレーした。

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