レッドソックス沢村 3度目の登板で今季初失点

[ 2022年4月16日 07:37 ]

ツインズ戦に登板した沢村拓一(AP)
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 レッドソックスの沢村拓一投手(34)が15日(日本時間16日)ボストンでのツインズ戦、5回1―4の場面で今季3度目の登板。最初の2試合は1回3分の2を投げ無安打無四球無失点、0奪三振だったが、この日は2回を投げ2安打2四球2失点、1奪三振だった。

 フェンウェイパークでのホーム開幕戦はジャッキーロビンソンデーでもあり、42番の背番号を付けて登板。先頭の3番コレアを四球で歩かせた後、4番ポランコに96・1マイル(約154・6キロ)の内角直球を二塁打とされ無死2・3塁のピンチ。5番ケプラーには9球を投げスライダーで空振り三振に討ち取ったものの、6番サンチェスに3―1から外角スライダーを当てられ、打球は前進守備の遊撃手のグラブの先を抜け、中前への2点適時打となった。6回は2死となった後、2番アラエスを歩かせたものの、3番コレアの時に盗塁失敗で回を終えている。

 2イニングで4人の打者に3ボールカウントとなったが地元の解説者は「沢村は3ボールになることを怖がらない。これが彼のピッチングです」と紹介されている。

 トータル40球を投げ、ストライクは21球。直球は22球で最速97・1マイル(約156・2キロ)。スプリットは10球、スライダーが8球。打者は15回バットを振り、そのうち空振りは3度だった。

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2022年4月16日のニュース