ヤクルト・金久保“同期の絆”で1勝 6回2失点!17年ドラフト組の塩見が先制弾&村上はマルチで援護

[ 2022年4月16日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト3―2DeNA ( 2022年4月15日    神宮 )

<D・ヤ>ヤクルト先発の金久保(撮影・島崎忠彦)
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 チームを救う力投だ。ヤクルト・金久保が今季初登板初先発で6回6安打2失点。今季初白星をつかみ「変化球主体でゴロアウトが多かったのがよかった。そこを課題にしてやってきた」と笑った。

 「緊張もあった」という22歳右腕だが、キャンプから取り組んできた大先輩の石川から直伝のシンカーも駆使。3―0の6回にソトに2ランを浴びたが、スライダーと逆の軌道である同球種を有効に活用し、18アウト中、内野ゴロは10を数えた。開幕ローテーションに入った6投手のうち小川、石川、奥川が登録抹消。さらに新外国人のスアレスも13日の広島戦でのデビュー登板を負傷で回避した。苦しい台所事情での力投。昨季4勝からさらなる飛躍を目指すための一歩を踏み出した。

 3回は金久保と同期の塩見が右中間に先制の3号ソロを放った。2安打の村上も含めグループラインでつながる結束の固い17年ドラフト組の活躍で再び貯金1。高津監督も「こういう機会にしっかりした投球。非常に成長を感じる」と喜んだ。(君島 圭介)

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2022年4月16日のニュース