巨人・今村「開き直って自分の球を信じて」「1軍にいられることが全て」 防御率0・00、6ホールド目

[ 2022年4月13日 22:38 ]

セ・リーグ   巨人4―3DeNA ( 2022年4月13日    那覇 )

<巨・D>巨人3番手の今村(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の今村信貴投手(28)が7回の1イニングを3人でピシャリ。今季6ホールド目をマークしてチームの堅首に貢献した。

 4―3とわずか1点リードの7回、3番手として登板。先頭の梶原をフォークで空振り三振に仕留めた後、蝦名を遊ゴロ、佐野を遊飛に、わずか9球で打ち取った。今季トータルで8回2/3を投げ、1失点も自責点はゼロでいまだ防御率0・00。好調が続いている。

 試合後、今村との一問一答は以下の通り。

 ――7回、どういう意識でマウンドに

 「いつも通り、はい。いつもの準備をしていつも通りに入れました」

 ――安定した投球が続いている要因は

 「12月、1月から内海さんとやってきたことがだんだんと出てきて、何か変えなきゃいけないということで、やってきたので、それがうまく出来ているんじゃないかなと思います」

 ――それはフォームの部分か

 「フォームの部分ですね」

 ――勝ちパターンでの投球が続く。責任をどう感じている

 「そうですね、いい場面で投げさせていただいているので、本当に勝ちで次のピッチャーに交代できることだけを考えて、そんなに深く考えずにシンプルに、そういう思いでやっています」

 ――桑田コーチは先日、(同じ左腕の)山口コーチの助言も大きいとおっしゃっていたが、どんな話を

 「まあまあまあ。いろいろ経験されている方なので困ったときには質問をしますし、山口さんだけでなくて、(村田)善さんも桑田さんもいろいろ聞いて勉強しています」

 ――助言とは技術的?それともメンタル的な話

 「両方です」

 ――1イニングで連投も頭に入れながらの役割はあまり経験がないかもしれないが、うまくこなしていくためにやっていることはあるか

 「経験がないからこそどんどんいけると思いますし、先発やってきてボール、ボールでフォアボールでというのが続いていたので、どこか開き直って自分の球を信じてゾーンで勝負という気持ちでやれているからこそ、ここまで順調にきているのかなという感じですかね」

 ――長いイニングをという気持ちもあるかも知れないが、いまは1イニングきっちりと切り替えて?

 「そうですね。1軍にいられることが全てだと思うので」

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2022年4月13日のニュース