堅首の巨人・原監督と一問一答 大勢は「ミットをめがけて放っているというところが今の彼の一番の良さ」

[ 2022年4月13日 21:35 ]

セ・リーグ   巨人4―3DeNA ( 2022年4月13日    那覇 )

<巨・D>大勢(左)らナインを出迎える原監督(撮影・島崎忠彦)
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 首位の巨人はDeNA戦(那覇)に4―3で競り勝って2連勝を飾り、3カードぶりの勝ち越し。貯金を今季最多タイの7とした。丸が5番に座ってから3戦連発となる5号3ランを放って3回に逆転。終盤は1点のリードを継投で守り切った。

 メルセデスは今季初登板から3戦3勝。ドラフト1位ルーキーの大勢はリーグトップの今季8セーブ目を挙げ、1978年の角三男(現・盈男)と並んでいた球団新人最多セーブ記録を44年ぶりに更新している。

 原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――大勢が8セーブ目で締めた

 「まあ、なんというか、攻めることができているというね。非常にいいコンディションで、おごることなくね、いいと思いますね」

 ――中継ぎも頑張った

 「あそこまで畠から始まって今村、鍬原と見事なリリーフだったと思います」

 ――丸が3戦連発

 「ね!非常に貴重な3点。と同じぐらいに4点目もね。ノーアウト一、二塁という中でバント失敗もありながら2アウト。そこの1本も大きかったですね」

 ――沖縄で2連勝

 「この時期にナイターは(他球場では)まだまだ寒いんですけど、沖縄は非常に気候もいいですしね。その中で勝てたというのは非常に、ジャイアンツにとってもジャイアンツファンの方にも喜んでもらえているのではないかなと思います」

 ――丸は3戦連発で最近集中力を見せている

 「いいところでまたね、出ていますね」

 ――8回には丸にバントを。もう1点を、と

 「そうですね。もう1点。まあ確率のいい点の取り方でなんとかということですね」

 ――若林は与えられた機会で結果を出している

 「彼はスイッチヒッターというのもあるし、経験値もたくさん持っていますしね。あそこの場面でタイムリーというのは本当に3ランと同じぐらい大きい点数だったと思います」

 ――大勢の9回につなぐ形も見えつつあるか

 「まあ、ね。そのへんはあれですけど、でもノーアウト二塁、三塁という場面にかなり早い段階でなったというところに、畠がそこでしっかり準備をしてくれていたというのが、ブルペンをはじめ、桑田ピッチングコーチをはじめ、スタッフの非常に今日はファインプレーだったと思いますね」

 ――畠がリードを守った

 「そうですね。まあ同点覚悟、的なところがあったんですけど、ただ1点で食い止めたのは非常に大きかったですね」

 ――大勢の「攻めることができている」というのは配球面だけでなく

 「やっぱりバッターを見ずに、ミットをめがけて放っているというところが今の彼の一番の良さじゃないでしょうかね」

 ――岡本和は

 「まあもうちょっとということですね」

 ――大事を取ったと

 「まあ、でも、もう見えてきたと思いますよ」

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2022年4月13日のニュース