日本ハム・加藤　“三度目の正直”今季初勝利！緩急自在に6回2/3無失点

パ・リーグ   日本ハム3―0西武 （ 2022年4月12日    ベルーナD ）

＜西・日＞日本ハム先発・加藤（撮影・尾崎　有希）
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　三度目の正直だ。日本ハムの加藤が西武戦に先発し、6回2/3をわずか4安打無失点と好投。今季3度目の先発で初勝利を挙げ「テーマは変わっていない。初回から全力で投げるということを目標にしているので、そこだけですね」とホッとした表情を見せた。

　緩急自在に西武打線を手玉に取った。「先制点を頂いて粘り強く投げられた」と振り返るように、140キロ前後の直球と90キロ台のスローカーブを織り交ぜて6回までわずか2安打無失点。2―0の7回2死一、二塁の場面で2番手の玉井に託すも、役目を果たした。

　今季初先発した先月30日の西武戦は6回途中5失点、6日のロッテ戦は7回途中2失点で降板。ともに、相手打線が慣れてくる3巡目に失点を喫していた。この日は救援陣の力を借りながらも、無失点で乗り越えた左腕は「降板後に抑えてくれた玉井にも感謝です」と振り返った。

　4投手のリレーでチーム今季初の無失点勝利。今季初の2連勝に貢献した加藤に慢心はない。「まだ1勝だと思って次に向かいたい」と先を見据えた。