阪神・近本が気を吐いた 12試合連続安打&今季初盗塁 守備でもフェンス激突キャッチ

[ 2022年4月13日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神1ー2中日 ( 2022年4月12日    バンテリンD )

<中・神>3回、ビシエドの打球を好捕する近本(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 今季初の3番に入った阪神・近本が気を吐いた。初回、大野雄から鮮やかな中前打を放ち、12試合連続安打をマークした。8回2死から四球で出塁し、二盗に成功。19、20年の2年連続盗塁王が、遅ればせながらに、今季初盗塁をマークした。

 スーパープレーも見せた。3回2死一、二塁。ビシエドが放った背後への大飛球を、落下点へ一直線に追ってフェンスに激突しながらつかみ、先発の西勇を救った。昨年はゴールデングラブ賞を獲得。タイトルホルダーの美技に、場内から大きな拍手が起こった。

 悔しい場面もあった。1点リードの8回1死二塁。阿部の中前打は、左利きなら投げやすいはずの右中間寄りの浅い打球ながら、二塁走者のビシエドに生還を許した。昨季3番を務めた試合は6戦4勝2分けだったが、その不敗神話も崩れた。

続きを表示

2022年4月13日のニュース