巨人・大勢 44年ぶり記録更新もあっけらかん「プレッシャーとかは…特にないです。はい」

[ 2022年4月13日 21:41 ]

セ・リーグ   巨人4―3DeNA ( 2022年4月13日    那覇 )

<巨・D>球団新人最多セーブ記録を更新して喜ぶ大勢 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人のドラフト1位ルーキー右腕、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)がDeNA戦(那覇)でリーグトップの今季8セーブ目。1978年の角三男(現・盈男)と並んでいた球団新人最多セーブ記録を44年ぶりに更新した。

 4―3と1点差の9回に5番手として登板し、藤田を148キロ直球で二ゴロ、代打・関根をフォークで空振り三振。最後は新人対決となった梶原を148キロ直球で空振り三振に打ち取った。MAXは151キロ。11球での3者凡退だった。

 試合後、大勢との一問一答は以下の通り。

 ――球団の記録を作っての心境

 「やってきたことをここまでいろいろ考えてやってきてたので、そういうのが少しずつ結果として出てきているってことは素直にうれしいですね」

 ――中3日空いた状態での感覚は

 「短いイニングなんですけど、続いてたら…間隔空いてたので、体的にも万全な状態で投げることができました」

 ――記録は意識していないとあったが、これだけ期待も高まるとプレッシャーなどは感じるか

 「プレッシャーとかは…特にないです。はい」

 ――直球をとらえさせていないように見えたが、感覚としてはどうか

 「今まで寒いところで投げてきてたので、暖かいところで体が動いてるなという感じがあったので、体が良く動く分、ちょっと体重移動だったり、そういうところの間を空けないと、合わないなと思ってたので、そういうところの修正をブルペンでできたので良かったかなと思います」

 ――試合を重ねるごとにルーティーンなどは確立出来てきたか

 「そうですね」

 ――どんな感じか

 「ストレッチして、体幹トレーニングして、8回に鍬原さんが投げだしたらキャッチボール始めて、て感じです」

 【巨人・大勢の登板内容】

<3月>
25日 S 中日戦(東京D) 1回2安打0失点 MAX158キロ
26日 S 中日戦(東京D) 1回0安打0失点 MAX153キロ
29日 S ヤクルト戦(神宮) 1回1安打0失点 MAX153キロ
30日 S ヤクルト戦(神宮) 1回0安打0失点 MAX154キロ
<4月>
1日 S 阪神戦(東京D) 1回1安打2失点 MAX156キロ
2日 S 阪神戦(東京D) 1回1安打1失点 MAX155キロ
6日 S 広島戦(マツダ) 1回0安打0失点 MAX150キロ
9日 勝 ヤクルト戦(東京D) 1回0安打0失点 MAX156キロ
13日 S DeNA戦(那覇) 1回0安打0失点 MAX151キロ

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