巨人ドラ1大勢 かみまくりお立ち台にスタンドほっこり 2死満塁もファン大声援で「不思議な力が」

[ 2022年3月25日 22:26 ]

セ・リーグ   巨人4―2中日 ( 2022年3月25日    東京D )

<巨・中(1)>プロ入り初登板初セーブを挙げた大勢(左)は原監督の祝福を受ける (撮影・森沢裕)
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 巨人のドラフト1位ルーキー右腕、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)が今季開幕戦となった中日戦(東京D)で9回にプロ初登板。2安打と1死球で2死満塁のピンチを招くも無失点に抑えてプロ初セーブをマークした。新人が開幕戦でセーブを挙げるのは球団初の快挙。

 試合後、勝利投手のエース菅野、3安打1打点の新助っ人ポランコに続いてお立ち台に上がった大勢は「ピンチをつくってしまったんですけど、ブルペンで先輩たちが必死につないでいる姿を見てましたし、自分、ここで絶対に打たれてはいけないっていう気持ちで、自分も菅野さんをしっかり勝たせて…勝たせてあ…勝たしてあげれるように必死に投げました」と何度もかみながら必死にコメント。スタンドにほっこりとした笑いをもたらした。

 父も含め、3万8156人が詰めかけた本拠・東京ドームのマウンド。その感想を聞かれると「本当にピンチになって、自分の中で気持ちでどんどん押していこうっていう気持ちの時に、本当に大きな拍手とか、そういうのが聞こえてきて、本当に後押しされてなんか不思議な力が出ました」と大勢。大きな拍手を浴びると「やっぱりこれだけ応援していただいているので、こういう応援していただいている人たちとともに勝利の気分を分かち合えて本当に最高だなと思います」と話していた。

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