やっぱり由伸様 圧巻の8回無失点ピッチで12年ぶりの開幕戦勝利もたらす 宗が決勝適時打

[ 2022年3月25日 20:51 ]

パ・リーグ   オリックス6ー0西武 ( 2022年3月25日    ベルーナ )

<西・オ(1)>力投するオリックス先発・山本(撮影・郡司 修)
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 2022年シーズンも、オリックス、いや「球界のエース」の快投で幕を開けた。2年連続開幕投手の山本が8回を被安打3、無失点の力投。西武打線につけ入るスキを全く与えず、チームに12年ぶりの開幕戦勝利をもたらした。

 「ただの143分の1ではないので、責任を持って、しっかり全力で投げたいと思います」

 登板前日の決意表明に、誇張はなかった。リーグ2連覇を狙うスタート。初回からエンジン全開で、凡打の山を築いていく。5回先頭の中村に投手内野安打を許すまでノーヒット投球。昨年の投手5冠&MVP、沢村賞の右腕は、失点どころかピンチの気配さえ許さなかった。

 序盤に高橋を打ちあぐねた打線も、6回に宗、吉田正の連続適時打で2点を奪取。9回にも追加点を奪い、由伸には、十分すぎる援護だった。

 2010年以来の開幕戦勝利で、パ・リーグワースト記録だった開幕戦連敗も10で止めた。26年ぶりの連覇&日本一へ。背番号18が今年も先頭に立つ。

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