和歌山東、目標の8強届かず　零敗に計6暴投の乱調も「全国レベルを体感できたのはよかった」

第94回選抜高校野球大会第6日第2試合・2回戦   和歌山東0－7浦和学院 （ 2022年3月24日    甲子園 ）

＜浦和学院・和歌山東＞2回2死三塁、和歌山東・麻田は暴投で浦和学院の三塁走者・大内（4）の生還を許す（撮影・後藤　大輝）
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　春夏通じ初出場の和歌山東は、零敗で目標の8強に届かなかった。打線は好投手・宮城の前に2安打。投手陣が計6暴投と乱れ、野手がアウトカウントを勘違いする場面もあった。米原寿秀監督は「負ける時はああいうミスが出る。全国レベルを体感できたのはよかった」と振り返った。

　エースの横手投げ右腕・麻田一誠は5回途中5失点。初回1死二、三塁から暴投で先制を許すなど、5暴投の乱調に「気持ちの整理で悪いところが出た」と肩を落とした。中堅手の中川大士は4回にダイビングキャッチを見せるなど再三の好守も、打撃では3三振。初戦を含めて無安打に終わり、「夏は打つので見ていてください」と元阪神の父・申也さんらにチームが掲げる「魂の野球」を見せることを誓った。