25日プロ野球開幕！3年ぶりイベント人数制限なし＆延長12回制実施

横浜スタジアム
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　プロ野球は25日、セ、パ両リーグで計6試合が行われ開幕する。新型コロナウイルスによる政府や自治体のイベント人数制限がない開幕は3年ぶりで、延長戦も3年ぶりに12回制で実施される。

　≪横浜スタジアム　MIYAVIと「反撃」　DeNA―広島≫19年以来3年ぶりの本拠地開幕戦。20年開幕前の「左翼ウィング席（2812席）」完成後、収容人数3万4046人での初の入場制限なしの一戦となる。チケットの売れ行きも上々だ。開幕セレモニーは「反撃の炎のロック」をテーマに、ギタリストMIYAVI（40）の特別ショーを予定している。

　≪東京ドーム　ビジョン新装演出刷新　巨人―中日≫過去最大規模のリニューアルを行った。新たなメインビジョンのサイズは横幅約125メートル、面積1050平方メートル。従来のビジョンと比較して面積は約4.4倍に拡大された。新設されたリボンビジョンなどを活用し、球場演出も刷新。完全キャッシュレス化もされている。チケットは席種によっては残りがある。

　≪京セラドーム大阪　大きい音を鳴らしてや　阪神―ヤクルト≫当日券は三塁側上段内野指定席のみ発売。その他は前売りで完売。ファンの代表1人が試合前にチームと客席を鼓舞する「円陣でエンジンをかけろ」や、音楽に合わせて手拍子や応援バットを鳴らして大きい音を出し、目標の数値を超えたらサインボールが抽選で当たるファンサービスが行われる。

　≪ペイペイドーム　チケットほぼ完売状態　ソフトバンク―日本ハム≫ビッグボス効果もあって初顔対決の4万人のチケットはほぼ完売状態。新型コロナウイルス対策に関しては、飛沫（ひまつ）を最大の懸念事項と捉える。球団関係者は「スタジアム内の従業員には改めて予防対策を再徹底させました。お客さまには可能な限り、大声を出さないでほしい」と注意を促した。

　≪ベルーナドーム　スマホでグルメを注文　西武―オリックス≫収容人数3万1552人の8割程度が購入されており、当日券も販売予定。客席からスマートフォンを使って球場グルメを注文して受け取る「モバイルオーダー」が本格導入された。14店舗50種類以上のメニューを選択できる。西武の公式アプリでは、トイレ、グッズや飲食販売店の混雑状況を確認できる。

　≪楽天生命パーク　地震被害球場にはなし　楽天―ロッテ≫開幕戦のチケットは23日時点で80％を超える売れ行きという。16日に宮城・福島両県で最大震度6強を観測する地震が発生。球場に被害はなかったが、東北新幹線の一部区間が現在も運休している。その影響でチケット販売の伸びが鈍化。一部席種は完売しているが、当日券が販売される。