阪神・糸原 今オフは守備強化テーマ 「より実戦に近い形で」打撃練習で守備に就き、生きた打球で磨く

[ 2021年11月11日 05:30 ]

阪神・糸原
Photo By スポニチ

 阪神・糸原が今オフの強化ポイントを「守備」に定めた。「しっかり鍛えて、しっかり向き合って、しっかりとやっていけたらいい」。今季の7失策はすべて二塁で記録しており、18年の11(三塁での1失策含む)ほどではなかったが、チームの12球団最多86個の要因にもなった。試合終盤に植田や木浪、山本らの守備固めと交代してベンチに下がることも多く堅実さを高めていく。

 「守備練習を多く取り入れるだけではなく、練習のための練習にならない、より実戦に近い形で…」。ノックで数をこなすだけでなく打撃練習で守備に就くなど生きた打球を取ることが増えそうだ。

 打撃でも開幕2番から3、5、6とさまざまな打順を任され、三塁で8試合に先発出場するなど計15試合で守りチーム事情に合わせた攻守ユーティリティーぶりが目立ってきた。6年目、30歳シーズンとなる来季、二塁で初のゴールデングラブ賞を争うくらいになれば、チームの課題も一気に解消できる。

続きを表示

2021年11月11日のニュース