原監督「1点も取れていないっていう、ね」 わずか2安打で2試合連続零敗「明日からまた頑張ります」

[ 2021年11月11日 21:56 ]

セCSファイナルステージ第2戦   巨人0―5ヤクルト ( 2021年11月11日    神宮 )

6回2死二、三塁、マウンドへ行く原監督(右から3人目) (撮影・平嶋 理子)
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 巨人は打線がわずか2安打に抑えられ、2試合連続零敗。優勝したヤクルトにアドバンテージ1勝を含めて3勝0敗とされ、日本シリーズ進出に王手をかけられた。巨人のCSファイナルステージ3連敗(アドバンテージによる敗戦含む)は2010、18年に次いで3度目。

 中4日で先発し、粘投を続けていたエース菅野が味方の失策も絡んだ6回に一挙4点を失って5失点KO。初戦で20歳右腕・奥川に9三振を喫して6安打完封された打線はこの日も24歳左腕・高橋に6回まで2安打8三振に封じられると、7回以降もスアレス、清水、マクガフの継投の前に快音は聞かれず。終わってみれば4回以降ノーヒットの散発2安打で、守備も3失策と精彩を欠いた。

 試合後、原辰徳監督(63)との一問一答は以下の通り。

 ――1点が、という展開

 「1点…(苦笑)1点も取れていないっていう、ね」

 ――先制機だった初回の2死満塁を逃したことが

 「結果的にはあのチャンスだけだったのかな」

 ――菅野は力投した

 「粘りながらね、よく1点で抑えながら、というところでしたけどね」

 ――6回にマウンドに行かれたところは

 「流れが我が軍になかなか来ないというところで、ここはこっちが動くからというところですね。動いて、そして相手を動かして、そして、そういう形で行くと。まぁ、そういうことですね。やっぱり気持ち良く向こうのペースというかね。そういう野球…。しかし、その勝負に対してはフォアボールを出してしまったという。結果的にはね。こっちが動いて、相手を動かして、そして好転させたいというのがありましたね」

 ――(6回、西浦を申告敬遠して2死満塁で)代打川端は想定

 「もちろん、もちろん。それは。でも、(菅野)智之だから、その部分っていうのはね。そこで怖れるっていうのはまずないことでね」

 ――6回は失策も絡んでしまった

 「まぁ、だから、なかなかこっちのペースにならなかったっていうところだと思いますね。明日からまた頑張ります」

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