ヤクルト川端が執念の押し出し四球 好投の高橋に代打の高津采配ズバリ さらに塩見の3点三塁打で菅野KO

[ 2021年11月11日 20:34 ]

セCSファイナルステージ第2戦   ヤクルト―巨人 ( 2021年11月11日    神宮 )

<セCSファイナル ヤ・巨2> 6回2死満塁、押し出しの四球を選んだ川端(左から2人目)を迎えるヤクルトベンチ(撮影・平嶋 理子)
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 ヤクルトは11日、巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦(神宮)に臨み、代打の切り札、川端慎吾内野手(34)が貴重な追加点を生んだ。

 1─0で迎えた6回2死満塁で代打で登場。簡単に2ストライクと追い込まれたが、そこからボールを見極め、フルカウントから四球をつかみとった。続く塩見が走者一掃の左中間三塁打で続いた。

 先発の高橋が6回2安打無失点の快投。それでも高津監督はシーズン30本の代打安打を放った川端で追加点を奪いにいった。その信頼に応え、貴重な追加点を挙げ、菅野をKOへと追い込んでいった。

 ヤクルトは第2戦にも勝利すると、アドバンテージの1勝を含めて3勝。15年以来の日本シリーズ進出へ王手をかける。

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