阪神 2軍外野守備走塁コーチ就任の工藤隆人氏 日本一奪還には「中堅の底上げがすごく必要」

[ 2021年11月11日 05:30 ]

<阪神工藤コーチ就任会見> 2軍外野守備走塁コーチに就任した工藤隆人氏(右)は嶌村球団本部長とともに笑顔
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 阪神は10日、来季の2軍外野守備走塁コーチに今季まで中日で2軍外野守備走塁コーチを務めた工藤隆人氏(40)の就任を発表。西宮市内で入団会見した工藤氏は「阪神タイガースの日本一のために少しでも力添えができたらと」といい江越、高山らの中堅選手の底上げも指導のテーマの一つに掲げた。

 「中堅選手の底上げがチームにとってはすごく必要なこと」

 現役時代は4球団を渡り歩き、主に代走や守備固めで活躍したスペシャリスト。18年に現役引退し19年から中日の1軍外野守備走塁コーチ、今季は2軍の同職で選手を育成し、ウエスタン・リーグ最少のチーム失策数にも貢献した。「どんどん打球に対してトライしてほしい。その部分でもサポートできたら」と話した。

 ◇工藤 隆人(くどう・たかひと)1981年(昭56)3月30日生まれ、青森県出身の40歳。弘前実、青森大、JR東日本を経て04年ドラフト9巡目で日本ハム入り。俊足好守の外野手として08年は104試合に出場。巨人、ロッテ、中日と移籍し18年引退。通算635試合、打率・254、1本塁打、49打点。19~21年は中日コーチ。左投げ左打ち。

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2021年11月11日のニュース