ヤクルト2連勝、15年以来の日本S進出へ王手 高津采配もズバリ、投打に巨人を圧倒

[ 2021年11月11日 21:20 ]

セCSファイナルステージ第2戦   ヤクルト5―0巨人 ( 2021年11月11日    神宮 )

<セCSファイナル ヤ・巨 2>6回2死満塁、左中間適時三塁打の塩見は三塁ベース上でガッツポーズ (撮影・西川祐介)
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 ヤクルトは11日、巨人とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦(神宮)に臨み、5─0で完勝。アドバンテージの1勝を含み、通算3勝0敗とし、15年以来となる日本シリーズ進出へ王手をかけた。

 2回に西浦の中犠飛で1点を先制。先発の高橋が6回まで2安打無失点と好投した。球数は102球。だが、高津監督は6回裏の攻撃で迷わず追加点を奪いに行った。

 1死二、三塁から西浦が故意四球で歩いて満塁となった場面。高津監督は高橋に代えて、代打の切り札、川端を送った。その川端が簡単に巨人・菅野に2ストライクと追い込まれたが、そこからボールを見極め、フルカウントから四球をつかみとった。続く塩見が走者一掃の左中間三塁打で続き、菅野をKOした。

 第1戦で奥川が完封勝利を挙げたことで、第2戦は勝ちゲームの投手を惜しみなく投入できた。7回にスアレス、8回に清水、9回にマクガフがキッチリ無失点でつないだ。

 過去、日本シリーズをかけたプレーオフ、CSで無傷の王手をかけたチームの突破確率は100%となっている。

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