元巨人監督・堀内さん「予選からこんなに注目される戦いもそうないと」 米子松蔭、境の両校にエール

[ 2021年7月20日 14:34 ]

堀内恒夫氏
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 元巨人監督で野球解説者の堀内恒夫さん(73)が20日、自身のブログを更新。鳥取県高校野球連盟が前日19日に開いた記者会見で米子松蔭の出場辞退と不戦敗を取り消すと発表したことに安どした。

 「出場辞退から出場へ」のタイトルでブログを更新した堀内さんは「おはようございます」と書き出すと「米子松蔭高校野球部のこと。出場辞退から一転して試合が出来ることになったんだね」と安ど。「この件に関して敏速に動いてくださりご尽力いただいた関係者の皆さま」「そして忘れちゃいけない対戦相手の境高校の皆さん」として「本当にありがとうございました」と感謝をつづり「高校3年間の集大成として汗水流した仲間と共に思う存分!グラウンドでその力を発揮してください!両校の戦いに心からエールを送ります」と両校ナインにメッセージを送った。

 「しかし、予選からこんなに注目される戦いもそうないと思うよ」と堀内さん。「全てをプラスの力に変えて頑張ってな」と改めてエールを送っている。

 高校野球の春季鳥取大会を制した米子松蔭は学校関係者に新型コロナウイルス感染者が出たため、17日に第103回全国高校野球選手権鳥取大会への出場を辞退。堀内さんは、米子松蔭・西村虎之助主将が18日に自身のツイッターへ「僕たちは夏の大会に向けて、甲子園目指して、必死に練習してきました。部員から陽性者は出ていません。校長先生含め学校は最後の最後まで出場できる道を探してくれました。試合もできずに、このまま終わってしまうのは、あまりにも辛いです。何とか出場する道を模索していただけませんか?」と書き込んだツイッター全文を19日の自身ブログに貼り付け「どうか、彼らが出る道を試合が出来るチャンスを探してあげて欲しい」と訴えていた。

 米子松蔭と境は21日に2回戦で対戦する。

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2021年7月20日のニュース