アルカンタラの中継ぎに「制球心配なし、もっと腕が振れたら短いイニングでハマる」 阪神・矢野監督語録

[ 2021年7月20日 05:30 ]

阪神・アルカンタラ

 【19日の阪神・矢野監督語録】

 ▼五輪ブレーク中のチームづくり まずは投手を、(藤浪)晋太郎がもう一回先発で調整したり、及川も一回調整させて。そこはサダ(岩貞)が頑張ってくれんとさ、なかなかチームとして成り立っていかない。

 ▼攻撃陣の課題 後半(走者を)還すというところでは(大山)悠輔とか、(佐藤)テルとかさ。ここらへんでこう点を取れてたらなというのはもちろんあった。近本はよくなってきたけどね。そういうところでは還すというところのバッティングであったり、状態を上げていく必要があるのかなと思う。

 ▼大山に連日指導 オレがキャッチャーだったらこう攻めるっていうところではね。インサイドの打ち方とか、何かのヒントになればと思って伝えていってる。この期間だから伝えられることもある。テルもやっぱりインサイドっていうのは攻められるゾーンになるので、そういうところをどう克服していくか。疲れた時にでも、カバーできるような技術っていうのを身につけていく必要。それを単なる疲れということだけにしてしまっていたら、いつまでたっても安定した成績は残せない。

 ▼アルカンタラは中継ぎ バッターが速く思えるような感じまではいっていない。制球は心配なし、スピードボールがもっと速くなったり、もっと腕が振れたら、短いイニングでハマる。

 ▼明日からの2軍戦には1軍メンバー 出られる時はしっかり出ておくことも必要。何人か行くと思う。一樹(井上ヘッド)がきょう鳴尾に見に行ったりしてる。島田とか暖(小野寺)とかそういうあたりはこっちに呼んで。逆にこっちからはファームにいって、実戦感覚を養う。

 ▼優勝するために必要なモノ 完成されたチームじゃないんで、そこの可能性っていうのはまだまだ秘めてるところがある。そこを精いっぱい引き出せるようにやっていきたいし、優勝にはプラスアルファというものが不可欠。ロハスがめちゃくちゃ頑張るとかそういうこともあり得る。俺的にはどんどん出てきてくれたらうれしい。

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2021年7月20日のニュース