エース前野が6失点降板 シード校・佼成学園が初戦敗退

[ 2021年7月19日 14:32 ]

第103回全国高校野球選手権 西東京3回戦   早実6―0佼成学園 ( 2021年7月19日    スリーボンド八王子 )

<高校野球西東京大会 早実・佼成学園>佼成学園の先発・前野 (撮影・西川 祐介)
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 第4シードの佼成学園が初戦で姿を消した。名門・早実に投打で圧倒されて0―6の完敗。藤田直毅監督は「何もしないうちに終わった。投手戦を考えていたが、あんなに悪い前野は初めて見た」と無念そうに振り返った。

 先発のエース前野唯斗が制球に苦しんで5回途中6失点KO。先輩から受け継がれた帽子に書かれてる「信じろ」の言葉を胸に投げたが、昨秋から右肩や腰、右足など故障が相次いだこともあって「コントロールに安定感がなく、自信を持って投げられなかった。うまくいかなくて悔しい」。

 MAX143キロの右腕は、今後の進路について「立大進学を目指したい」と話し、甲子園から神宮のマウンドへ目標を切り替えた。

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