157キロ右腕が一番人気か 今秋ドラフト候補の評価は?

[ 2021年7月19日 08:00 ]

風間球打
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 全国高校野球選手権の地方大会は、7月18日、全国のトップを切って沖縄で代表校が決まった。沖縄尚学が中部商を破り、2大会連続の甲子園出場を決めた。

 同日、秋田大会では明桜のエース、風間球打(きゅうた=3年)が自己最速を4キロ更新する157キロをマーク。チームを4強入りに導いた。

 視察に訪れるスカウト陣の評価は投げる度に高まっている。あるスカウトは今秋ドラフトの1位候補に高知の森木大智(3年)、市和歌山の小園健太(3年)を含めた3投手の名前を挙げ「風間の真っすぐはこの3人の中でも一番いい。いい角度を持っているし、身体能力が高いのも魅力」と話す。風間は投げるだけではなく、パワフルな打撃やフィールディングも、スカウトの評価を上げる要素になっている。

 昨年のドラフトでは佐藤輝明(近大→阪神)、早川隆久(早大→楽天)が即戦力として1位で競合した一方、高校生のドラフト1位競合はなかった。風間のスピードはどこまで伸びるのか。森木や、小園は最後の夏にどんな成長を見せるか。ドラ1候補の右腕の投球に注目したい。(記者コラム・川島 毅洋)

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2021年7月19日のニュース