DeNA・三浦監督「勝てないのは監督の責任…責任を感じています」 12球団唯一の未勝利に

[ 2021年4月1日 22:26 ]

セ・リーグ   DeNA11―11ヤクルト ( 2021年4月1日    横浜 )

<D・ヤ>引き分けに終わり、スタンドに向かってあいさつして引き揚げる三浦監督(撮影・島崎忠彦)
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 横浜スタジアムで行われたDeNA―ヤクルト3回戦は両軍合わせて28安打が飛び交う乱打戦の末、11―11の引き分け。12年ぶり開幕4連敗中のDeNAはこれで今季成績0勝4敗2分けとなり、12球団で唯一の開幕から未勝利チームとなった。

 DeNAは今季初登板初先発となった3年目右腕・上茶谷が2回5失点降板。それでも打線が奮起し、初回の2点に続いて2回には一挙7点を奪って9―5と4点リードした。4回終了時点ではDeNAが11―6と5点リード。だが、5回に3番手右腕・伊勢が1点を失うと、7回には4番手左腕・石田が打ち込まれ、5番手右腕・平田も打たれてこの回計4失点で11―11の同点に。8回は山崎、9回には三嶋がそれぞれ力投して無失点で切り抜けたが、その裏にサヨナラ勝ちすることはできなかった。

 最大5点差を追いつかれ、開幕6戦目での初勝利をまたも逃したDeNAの三浦大輔監督(47)は「勝てないのはやっぱり監督の責任なんで責任を感じています」と厳しい表情。「守らないといけないところを追いつかれたっていうのは痛かったですね」と言葉を絞り出した。救援陣を中心に“投壊”が続くが、それでも打線は15安打11得点と好調を維持。打線については「状態はずっと悪くないので。よく頑張ってくれてます」とした三浦監督。8回に2奪三振の力投を見せた山崎については「気持ちも入ったいいピッチングだったと思います」とし、「本来のボールに戻りつつあると思います」と復調に期待を寄せていた。

 2日からはホームに好調・広島を迎えての3連戦。「しっかりもう少しミスを減らしてやっていくだけです」と話していた。

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