ソフトバンク、連勝4で止まった 先発・大竹が大乱調3回7失点KO「申し訳ないし、情けない」

[ 2021年4月1日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-7オリックス ( 2021年3月31日    京セラD )

<オ・ソ>初回に6失点し、汗をぬぐう大竹(撮影・平嶋 理子)
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 ソフトバンクは先発した大竹の乱調で、開幕からの連勝が4で止まった。2年ぶりの開幕ローテーション入りを勝ち取った左腕だったが、3回7安打7失点で降板。3イニングで83球の球数が苦心の投球を物語った。

 大竹は「ずっとボールが高かった。修正できないまま、ズルズルいって気持ちの切り替えもできなかった。申し訳ないし、情けない」と猛省した。初回は打者10人の猛攻を受けて6失点。いきなり50球を要した。初回の失点としては14年6月8日の阪神との交流戦で先発・オセゲラが喫した9失点に次ぐ大量失点。開幕から先発4人全員が続けてきたクオリティースタート(投球6回以上、自責3以下)も止まった。

 大乱調で次回登板が微妙になった。工藤監督は「打たせる持ち味が出なかった。もったいない四球で勝負にいけなかった。(次回登板は)千賀君との絡みもある。千賀君が投げられるか、投げられないか。そこを比較せざるを得ない」と2軍での調整が続くエース千賀の1軍復帰のプランを示唆した。

 千賀は両ふくらはぎのコンディション不良から3月12日に2軍戦で実戦復帰し、これまで4試合に登板。次回も6日に2軍戦で登板の予定だったが、工藤監督は「下で火曜日に投げる。それを上(6日の日本ハム戦)で投げてもらうのか。どうするかを決めたい」と話した。大敗で今季初黒星を喫し、指揮官は決断を迫られることになった。

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2021年4月1日のニュース