明豊・川崎監督「階段は一つ、一つしか上がれないのだなと…」 サヨナラ負けも選手に感謝

[ 2021年4月1日 16:30 ]

第93回選抜高校野球大会最終日 決勝   明豊2―3東海大相模 ( 2021年4月1日    甲子園 )

<東海大相模・明豊>東海大相模に敗れガックリと肩を落とす明豊・京本(撮影・平嶋 理子)
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 明豊は初回に4番の黒木日向の左前適時打で先制。直後に同点に追いつかれるが、4回に阿南心雄の左犠飛で勝ち越し。5回に再び追いつかれると、その後は両チームチャンスをつくるが、膠着(こうちゃく)状態に。9回1死満塁から2番手の京本真が遊撃強襲のサヨナラ打を浴びた。

 川崎絢平監督は「勝てるチャンスがあっただけに悔しいという気持ちと、何とか勝たせてやりたかったという気持ちです」と話した。

 明豊を率いて初めて甲子園に出場した2015年夏の仙台育英戦の1―12と完敗、19年のベスト4について触れ「階段は一つ、一つしか上がれないのだなと思った。二つ階段を上がりたかった。まだまだ早いんだなと言われていると思いますし、たくさん勉強になったことがあった。選手のおかげで試合に対する幅も広がった。選手にはほんとに感謝したい」と話した。

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2021年4月1日のニュース