レンジャーズ有原 カブス戦に先発し5回3失点も“無四球投球”は好材料

[ 2021年3月29日 06:33 ]

レンジャーズの有原(AP)
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 レンジャーズの有原航平投手(28)は28日(日本時間29日)、アリゾナ州サプライズで行われたカブスとのオープン戦に先発登板し、5回を投げて5安打3失点(自責点3)無四球6三振1本塁打だった。

 序盤は2シームとスライダーが低めに決まり、2回、マリズニクに詰まり気味の右前打を許したものの、直後の打者を二ゴロ併殺打に斬って取ったため、3回まで9人の打者に対しただけとほぼ完璧だった。ただ、4回に先頭のハップに左翼線二塁打を打たれると、1死後に3番のピダーソンには直球を右翼席に運ばれて2失点。5回にはダフィに中越フェンス直撃の三塁打を許すと、続くウィズダムの飛球を左翼手が見失ったため二塁打となり、さらに1点を奪われた。有原は5回を投げ切り、チームは8―3とリードしたため勝ち投手の権利を持って降板した。

 75球中49球がストライクで無四球と制球が良かったのは好材料。オープン戦4試合での防御率は3・.86となった。

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2021年3月29日のニュース