阪神「ガンク」が渡した友情のキャップ 今季初勝利と「人柄」は無関係ではない

[ 2021年3月29日 06:20 ]

セ・リーグ   阪神8ー2ヤクルト ( 2021年3月28日    神宮 )

<阪神練習>外野フェンス沿いを走るジョー・ガンケル投手(右)と秋山拓巳投手
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 【記者フリートーク】チームメートから「ガンク」の愛称で親しまれ、すっかり溶け込んでいる右腕は1991年生まれで12月には30歳になる。実は背番号49も梅野、岩貞、岩崎らと同じ「花の91年世代」。特に秋山とは来日1年目から意気投合し、親交を深めた。

 1月中旬、2年目のプレーのため来日した右腕は秋山と再会すると「これはお土産だ」とMLB・フィリーズのベースボールキャップをプレゼント。言葉は違っても、仲間への気遣いやチームへの献身という万国共通の「思い」は、しっかり周囲に伝わっている。

 序盤から活発だった打線の援護に後押しされての今季初勝利。誰もが好感を抱く「ガンク」の人柄も無関係ではないはずだ。(阪神担当・遠藤 礼)

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2021年3月29日のニュース