「それなりに生身の人間」だった阪神・佐藤輝　本塁打翌日は4打席凡退　豪快スイングは変わらず

セ・リーグ   阪神8ー2ヤクルト （ 2021年3月28日    神宮 ）

＜ヤ・神（3）＞　5回1死一塁、佐藤輝は三邪飛に倒れる（撮影・大森　寛明）
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　阪神のドラフト1位・佐藤輝は2三振を喫するなど4打席凡退に終わり、プロ初安打を豪快な本塁打で飾った前日27日からの2戦連発とはならなかった。高卒2年目の奥川との“ドラフト1位対決”では初回に145キロ直球を仕留め損ねて三邪飛。4回1死ではカウント1―2からワンバウンドするスライダーにバットが空を切った。

　6回1死一塁では2番手・近藤の前に三邪飛に倒れ、8回は吉田喜の高めのフォークに空振り三振。直後の守備から退いた。それでも、当たれば何かが起こると思わせる豪快なスイングは変わらず、井上ヘッドコーチも「あいつもそれなりに生身の人間だし。たとえば“今日、何しとんねん”ってことでは、やっぱりない」とフォローした。（阪井　日向）