広島・島内 虎のドラ1佐藤輝斬り「全力を出そうと思った」 ライバル多数の救援陣で割って入るぞ!

[ 2021年3月9日 18:49 ]

オープン戦   広島4-6阪神 ( 2021年3月9日    甲子園 )

<神・広>広島3番手の島内(撮影・北條 貴史)
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 勢い付く新人を力で封じた。7回から3番手として登板した広島・島内颯太郎投手(24)が阪神ドラフト1位・佐藤輝を空振り三振に仕留めるなど、1回1安打無失点と好投。リリーフとしての開幕1軍入りを猛アピールした。

 先頭の小野寺を152キロ直球で空振り三振。続く佐藤輝は全て150キロ超の直球でカウント1―2と追い込み、最後はフォークボールで空振り三振に仕留めた。「いい打者なのは分かっている。自分の全力を出そうと思って投げた」。2死後に四球、安打で一、二塁としたが、山本も直球で空振り三振。最速は154キロを計測し、アウトは全て三振で奪った。

 現状ではドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)をはじめ、森浦、大道の新人トリオに加え、昨季の実績のある塹江、ケムナがブルペンを支える予定。剛球を武器に、その一角に割って入る覚悟だ。「何とかみんなに負けないように頑張りたい」と力を込めた。

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2021年3月9日のニュース