陣内智則からセンバツ出場の東播磨に“力水” 福村監督の中学時代の1年後輩、寄付と電話で激励

[ 2021年3月9日 05:30 ]

練習試合   東播磨8-0加古川北 ( 2021年3月8日    三木総合防災公園野球場 )

<練習試合 東播磨・加古川北>試合前に円陣を組む東播磨ナイン。左が福村監督(撮影・亀井 直樹)
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 陣内さん、見ていてください!第93回選抜高校野球(19日から13日間、甲子園)に21世紀枠で出場する東播磨(兵庫)が8日、同県の加古川北と今年の対外試合初戦を行い、8―0で快勝発進した。日本高野連は6日に対外試合を解禁していたが、兵庫県教委は新型コロナウイルス感染拡大のため7日まで禁止。この日が初戦となった。

 福村順一監督(48)は試合前、お笑い芸人の陣内智則(47)から先月25日、野球部に寄付があったことを明かした。陣内は加古川市立別府中の野球部で、指揮官の1学年後輩。東播磨の卒業生ではないが「甲子園で頑張ってください」と電話でも激励を受けたという。超売れっ子からの後方支援はナインにとっても発奮材料になる。

 ベンチ入りメンバー選考のため、この日の主力の出番は限られたが、最速144キロ右腕のエース鈴木悠仁(2年)は先発し1回無安打無失点。主将の原正宗(2年)も「1番・二塁」で先発し、初回に二塁内野安打を放ちベンチへ退いた。チームも初回、足を絡めた打者10人の猛攻で一挙6点。「2死から点が取れたことが良かったと思います」と原。陣内にいい報告を届けるためにも、まず1回戦・明豊(大分)戦の勝利だけを考え、本番までの2週間を過ごす。(北野 将市)

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