楽天・滝中が3・11先発 震災から10年「勝つことが大事になるので、意識したい」

[ 2021年3月9日 05:30 ]

楽天・滝中
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 楽天の2年目右腕・滝中が、東日本大震災の発生から10年となる11日のロッテ戦で先発することが決まった。8日は静岡・草薙球場で行われた先発投手練習に参加。「東北を盛り上げるためにやっている。勝つことが大事になるので、そこは意識したい」と表情を引き締めた。

 開幕ローテーション入りも有力になっている。キャンプから2軍で調整してきた塩見は、現時点で実戦登板の予定は未定。辛島もコンディション不良で2軍に合流した。涌井、田中将、岸、則本昂、早川に続く最後の1枠について石井監督は「(左右は)全然こだわっていない。試合をつくれることが一番」と説明。安定感が持ち味の滝中の評価は高く、開幕2カード目で対戦するロッテ相手に好投でアピールする。(重光 晋太郎)

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2021年3月9日のニュース