中日の「大福マル　with T」は今年も強力！Tの谷元が3者連続K 与田監督「さすが」

オープン戦   中日2ー7西武 （ 2021年3月9日    ナゴヤ球場 ）

＜中・西＞4番手で力投する中日・谷元（撮影・椎名　航）
Photo By スポニチ

　オープン戦初登板となった中日・谷元が三者連続三振と圧巻の投球を披露した。

　7回から4番手でマウンドに上がると、先頭・森にファウルで粘られながらも10球目、フォークで見逃し三振。山川、熊代は空振り三振に仕留め、ベテランの格の違いを見せた。

　キャンプは2軍で自主調整を任されていた右腕は、この日が今春1軍初登板。「緊張しましたけど、抑えられてホッとしています」と安堵の表情。「ボール自体は悪くないし、コントロールもそこそこできていると思います。走者いない場面でツースリー（フルカウント）までいってしまったので、そのあたりを修正していきたい」と反省も忘れなかった。

　与田監督は「初球からボールの勢いがすばらしかった。さすが」と絶賛する。昨季、勝利の方程式「大福マル」に加わり、ブルペンを支えた右腕。「大福マル　With　T」として、今季も火消しに奮闘する。