巨人・田口 17年5月6日以来の中日戦白星ならず…6回に“落とし穴”3点リード守れず同点のまま降板

[ 2020年8月28日 20:35 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2020年8月28日    東京D )

<巨・中>6回、同点に追いつかれた田口(撮影・森沢裕)
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 中日戦に先発した巨人の田口麗斗投手(24)は6回5安打3失点で降板。17年5月6日以来の中日戦白星はまたもお預けとなった。

 田口は走者を背負いながらも要所を締めるピッチング。2回は高橋、阿部に連打を許し1死一、二塁とされるも京田を一ゴロ、郡司を二ゴロに抑え無失点。3回には大島、平田と連続四球を与えて再び1死一、二塁となるが、アルモンテとビシエドを中飛に打ち取り先制点を与えず。苦しみながらも5回まで3安打無失点の力投を見せた。

 しかし3―0とリードした6回に落とし穴。先頭の高橋を死球で出塁させると、阿部に中越え二塁打を浴び無死二、三塁のピンチ。ここで京田の二ゴロの間に1点を失うと、郡司に死球を与え1死一、三塁から代打・堂上に右越え適時二塁打を浴び失点。1死二、三塁となって大島の二ゴロの間に1点を返され同点に追いつかれてしまった。

 3―3の7回からは鍵谷がマウンドに。田口は今季3敗中2敗が中日戦と“苦手”としている相手に対し許した安打は5本のみだったが、与えた四死球が7。制球の乱れから3点のリードを守れず、3―3の同点のままマウンドから去ることになった。

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