広島・上本 プロ8年目で初のサヨナラ打「チームに迷惑をかけていて何とかしたかった」

[ 2020年8月28日 21:50 ]

セ・リーグ   広島4―3阪神 ( 2020年8月28日    マツダ )

<広・神>9回1死一、二塁、サヨナラ打を放ち、ナインから手荒い祝福を受けながら、笑顔を見せる上本(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 広島は9回に追いつかれながら、その裏に上本の適時打で今季初のサヨナラ勝ちを飾った。

 1死一、二塁から前進守備の外野の頭を越える一打で決着をつけた上本。プロ8年目で初のサヨナラ打に「チームに迷惑をかけていて何とかしたいという思いが強かった」と思いを口にした。25日のDeNA戦(横浜)では同点の9回1死一塁から送りバントを失敗、併殺打となり好機をつくれずチームはサヨナラ負け。この日も9回1死一、三塁から同点となった内野ゴロを悪送球し、2死二塁と勝ち越しのピンチを招いていた。

 それだけに打席では「取り返したい思いがあった。(打球が)抜けてくれという思いだけでした。良かった」と、挽回できたという安どの気持ちを明かした。続けて「勝ったことが一番」と喜び、インタビューの終わりかけに「最高です」と気持ちを表したが「まだこれから迷惑を掛けると思いますが、温かい目で見てくれたら幸いです」と謙虚な姿勢でファンに呼び掛けていた。

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