楽天・田中、3安打3打点で大勝を演出「信頼取り戻していきたい」

[ 2020年8月19日 22:51 ]

パ・リーグ   楽天12―2日本ハム ( 2020年8月19日    札幌D )

<日・楽(8)>2回無死満塁、先制の2点適時打を放つ田中(撮影・高橋 茂夫)
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 楽天は19日の日本ハム戦(札幌D)に13安打12得点で大勝、引き分けを挟んでの連敗を3で止めた。田中和基外野手(26)が2回の先制打を含む3安打3打点と気を吐き、打線をけん引した。

 この日は「7番・右翼」で先発出場した田中。まずは2回、前打者・内田が四球を選んで無死満塁で回ってきた第1打席、「初球からいこうと思っていた」と狙い通り、初球を右前に運ぶ先制の2点適時打を放った。続く3回には2死二塁の場面でレフトへの適時二塁打。「ピッチャーの球が強いので逆らわず反対方向に打てたので、そこが良かったかなと思います」と胸を張った。

 まだ終わらない。8回には投前内野安打を決めて今季初の3安打をマークした。試合後のヒーローインタビュー。田中は一言一言をかみしめるように話した。「開幕は2軍で、今年は出遅れたので、これからどんどん取り返して、監督やコーチの信頼を取り戻していきたいと思っているので、もっともっと頑張りたい」。言葉には気持ちがこもっていた。

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