巨人 メルセデス2回で緊急降板も完封リレー!田中豊がプロ初勝利 阪神は27イニング無得点で4位転落

[ 2020年8月19日 21:05 ]

セ・リーグ   巨人8―0阪神 ( 2020年8月19日    東京D )

<巨・神>力投する田中豊(撮影・森沢裕)
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 巨人が、先発・メルセデスの2回での緊急降板を中継ぎ陣がリカバリー。7投手で完封リレーし、連勝で今季最多タイの貯金12とした。

 阪神は2試合連続の零封負けで、東京ドームで今季勝ちなしの5連敗。この日中日がヤクルトに勝ったため、ゲーム差なしながら4位に転落した。

 初回、巨人は1死から松原が二塁内野安打、ウィーラーが右前打の1死一、三塁で岡本がフルカウントから左腕・ガルシアの低めのスライダーを左前へタイムリー。さらにウィーラーがヘッドスライディングで三塁を陥れ、好機を広げ、丸の左犠飛で還った。6回には岡本が右翼へ2試合連続となる18号ソロを放ち加点。7回にも坂本の中越えへタイムリー二塁打、丸の11号3ランなどで一挙5点を挙げ突き放した。

 先発のメルセデスは2回を投げ終えたところで左肘コンディション不良で緊急降板。だが、田中豊、大江、大竹、高梨、中川、ビエイラが好投し、完封リレーに成功。メルセデスの後に登板し、2回無失点の田中豊がプロ初勝利を挙げた。

 阪神は初回、1死から上本の二塁打と四球で好機を作るが4番・大山は併殺打。4回には大山の二塁打と梅野の四球で一、三塁の好機を作るが生かせず。16日の広島戦の初回に2点を取って以来27イニング無得点が続いている。

 先発のガルシアは6回、108球を投げ7安打3失点で5敗目(1勝)を喫した。

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