巨人・岡本 17号&43打点で2冠!リーグ単独トップ8度目勝利打点

[ 2020年8月19日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―0阪神 ( 2020年8月18日    東京D )

<巨・神>4回2死、岡本は先制となる左中間ソロホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 エースを援護する。それが4番だ。巨人・岡本が0―0の4回に左中間席に決勝となる先制の17号ソロ。5試合ぶりの一発でリーグ単独トップの8度目の勝利打点となり「打った瞬間行ったなと思った」と胸を張った。

 8月は打率・189。4本塁打、10打点を記録しているが調子を落としていた。試合前練習では、誰よりも早くグラウンドに出て特打を敢行。「疲れとかで崩れている部分も出てくると思うので、今のうちにバットを振る目的もある」と入念にフォームを確認した。確実性を求めて逆方向の右翼に30球ほど打ち返し、結果につなげた。原監督も「懸命にグラウンドにいち早く来て打っている姿は頼もしい。その分、良い方向に出ていくと思います」と目を細めた。

 厳しい暑さが続く日本列島。ただ、食生活などの暑さ対策に関しては涼しい顔で「特に何もないです。あまり暑いと感じてないんで」。リーグトップを独走する本塁打に加え、ヤクルト・村上に並ぶ43打点で2冠に立った若き主砲は頼もしさを増すばかりだ。(田中 健人)

 ≪32年ぶり24歳1カ月以下の1―0弾≫岡本(巨)が自身初の1―0決勝弾。現在24歳1カ月だが、巨人で24歳1カ月以下の1―0本塁打は88年7月10日広島戦で川相(23歳9カ月)が放って以来32年ぶり。松井でも最初の1―0決勝弾は00年9月26日ヤクルト戦で26歳3カ月だった。なお、今季の岡本は菅野が先発した9試合に34打数9安打(打率・265)、5本塁打、8打点。最近6試合は1、1、1、0、1、1の5ホーマーと本塁打なしは1試合だけだ。

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2020年8月19日のニュース