DeNA・井納&嶺井の「変わった者同士」バッテリーで広島幻惑

[ 2020年8月19日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA4―3広島 ( 2020年8月18日    神宮 )

<広・D>力投する先発の井納(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 DeNA・井納と嶺井のバッテリーに、ラミレス監督は「まるでマジックを見ているように機能した」とニッコリだ。試合前、3戦連続でバッテリーを組むコンビを「変わった者同士が組むと相手からすると何をするか分からない」と独特な表現で期待。指揮官の思惑通り、6回4安打無失点と広島打線に的を絞らせなかった。6回無死一、二塁の最大のピンチを切り抜け、4勝目を挙げた34歳右腕は「先週の試合を見直した時にテンポが良くなかった。ブルペンから意識して試合でもそのままのリズムでいけた」とうなずいた。

 今永、平良と左右の両輪で喫した2連敗を先発陣最年長が止めた。試合前には母校・木更津総合の代替大会Vの朗報が届き「素晴らしいこと。3年生は大学に行く人も社会人に行く人もいると思うけど、この経験をこれからの人生に役立ててもらえれば」と後輩たちにエールを送った。

 ▼DeNA・嶺井(2回に決勝の左前適時打)得点圏に走者がいたので積極的に打ちにいきました。

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月19日のニュース