雄星、22日エ軍戦で大谷と3度目対決へ「当然意識しないわけではないが…」

[ 2019年7月21日 11:30 ]

登板を翌日に控え取材対応する菊池
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 マリナーズ・菊池雄星投手(28)は21日(日本時間22日午前5時7分開始)の本拠でのエンゼルス戦に先発する。前日には同僚のリークがパーフェクトまであと3つという好投を演じた。1週間前のリベンジを果たした右腕に続く好投を誓った。

 「5度目の対戦、そして今シーズン最後になると思うので。同じリーグですし良い形で、前回の反省を生かしながら対戦できれば」

 前回14日は同じエ軍相手に敵地で先発し、4回0/3を2安打3失点で降板した。4四球を出し、球数は87球に達していた。「あと一歩というところで交代を告げられてしまったので。何とか自分の力で投げきれるように」と表情を引き締めた。

 同じア・リーグ西地区のエ軍戦は球団別最多の4試合に投げ、1勝2敗、防御率10・91と相性は良くない。ただ前日のリークも、1週間前には1回持たず2/3回を7失点KOされた同じ相手に雪辱を果たしたばかり。「もちろん配球面とか、いろいろ変えたと思うんですけど。それ以上に切り替えの早さ、割り切る強さみたいなもの。そこはこっちに来て驚いたことの一つ」と刺激をもらった様子だ。

 花巻東の後輩にあたる大谷翔平投手と、メジャー3度目の対決となる可能性も高い。メジャー初対決だった6月8日は、左中間本塁打含む2安打を許した。前回14日は四球と空振り三振だった。

 「当然意識しないわけではないですけど。周りにも凄いバッターがたくさんいる。試合が終わった時にチームが勝てるように、そういう状態をつくっていければ」と意気込んだ。

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2019年7月21日のニュース