【岡山】「高校四天王」の一角、創志学園・西、4回1安打の快投&決勝3ラン

[ 2019年7月21日 11:35 ]

第101回全国高校野球選手権 岡山大会2回戦   創志学園11―1倉敷南(5回コールド) ( 2019年7月21日    倉敷マスカットスタジアム )

<創志学園・倉敷南>力投する創志学園・西(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 今秋ドラフト上位候補で「高校四天王」の一角、創志学園・西純矢投手(3年)が「4番・投手」で先発。初回、先頭打者に二塁打を浴びたが、許した安打はこの1本のみ。以降をパーフェクトに封じ、4回1安打7奪三振で無失点の快投だった。直球の最速は148キロを記録した。

 打撃でも魅せた。3回1死一、二塁から高校通算23号となる先制の決勝3ランを左越えに放つと、4、5回にも適時打を放ち4打数3安打5打点の大活躍。「打って(打球が)上がっていくのを見て入ったと思った」と殊勲の一発を振り返った。

 投球については「まだ納得いくボールが投げられていないので、次までにしっかり調整したい」と自戒を込めたが、それでも完璧に近い結果を残すところが底力の証明だ。この日は西も含め「高校四天王」と称される投手(佐々木朗希(大船渡)、奥川恭伸(星稜)、及川雅貴(横浜))が所属する全ての高校の試合が予定されている。「バッティングでは自分が勝っていると思う」とライバル心ものぞかせた。

続きを表示

2019年7月21日のニュース