東芝のドラフト候補・宮川 5回途中2失点の不本意投球に「次はしっかり」

[ 2019年7月21日 16:15 ]

第90回都市対抗野球第9日 3回戦   東芝3―2JR東日本東北 ( 2019年7月21日    東京ドーム )

<JR東日本東北・東芝>東芝の先発・宮川 (撮影・西川祐介)
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 MAX154キロを誇るドラフト上位候補、東芝の宮川哲投手(23)は4回2/3、3安打2失点で降板した。5回には安西に左越えソロを被弾するなど本調子とは言えなかった。東京ドームの球速表示は最高149キロを計測していた。「あまり球が走っていなかった。流れをつかむことができなかった」。宮川の表情もさえなかった。

 それでもスカウト陣の高評価は変わらない。フォークを駆使しての5奪三振に、巨人・円谷スカウトは「素晴らしい。真っ直ぐでファウルが取れ落ちるボールで空振りが取れる」と高評価は変わらない。広島・苑田スカウト統括部長も「球のキレはいいし、スピードがある。特にフォークのコントロールがいい」と話していた。

 宮川も課題は分かっている。「行けるのであれば、次はしっかり投げられるように準備したい」。チームは2年ぶりの8強進出。8度目の黒獅子旗へ、エース岡野祐一郎投手(25)との二本柱がフル回転する。

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2019年7月21日のニュース