日本ハム・清宮 不調でも…“兄らしく”弟・福太郎を気遣う

[ 2019年7月21日 08:30 ]

パ・リーグ   日本ハム4-0ロッテ ( 2019年7月20日    札幌D )

4回2死一、二塁、適時打を放った清宮(撮影・高橋茂夫)
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 【記者フリートーク】18日の福岡空港での取材だった。当時28打席連続無安打19三振の日本ハム・清宮。話題は当然、「不振の打撃をどう改善するか」という話となる。その取材後、清宮が自ら切り出した。「弟を1面にしていただいてありがとうございました」。

 当日は早実に在籍する弟・福太郎が公式戦デビューで2安打2打点した記事がスポーツ紙各紙の1面を飾っていた。昨年末には早実を訪れて和泉実監督に「来年弟が入るのでよろしくお願いします」と、あいさつしたという兄。仕事とはいえ、連日不振の話題を振ることに心苦しさも感じていた中、20歳の心遣いに記者の心が晴れた福岡の朝だった。(日本ハム担当・東尾 洋樹)

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2019年7月21日のニュース