マー君 日米通算170勝にも平然「特に思いというものは…」

[ 2019年7月21日 10:54 ]

インターリーグ   ヤンキース11―5ロッキーズ ( 2019年7月20日    ニューヨーク )

<ヤンキース・ロッキーズ>力投するヤンキース先発の田中(AP)
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 ヤンキース・田中将大投手(30)が20日(日本時間21日)、ニューヨークでのロッキーズ戦に先発登板、6回5失点で今季7勝目(5敗)を挙げた。田中はこれで日米通算170勝に到達した。

 【試合後の田中の一問一答】

 ――試合を振り返って。

 「5回までは完璧でした。ただその後ですよね。自分でももちろん思い返して、いろいろと反省しなければいけないところはたくさんありますけど、今年は本当に1イニングでまとめてガタガタガタといくのが多いので、そこはどうにかしたいなと。その思いが強いですね」

 ――監督は6回にスプリットの切れが失われたと話していたが、あの回は乱れたのか?

 「ありました、あのイニングは特に。それ以外、それまでは良かったと思いますけど。6回はちょっと良くなかったですね。ちょっとというか、かなり悪かったです」

 ――華氏94度(摂氏34・4度)という今季最高気温。試合中はもっと高かったと思うが、その影響は?

 「そこに関してはうまく対処できていたと思いますし、そこが投球に影響した部分というのはなかったと思います」

 ――初対戦だったロッキーズの印象は?
 「積極的なバッターが多かったですけど、まあその中でいい投球ができたと思います、5回まで」

 ――日米通算170勝で、現役では松坂、岩隈両先輩に並んだ。

 「日頃から別にそこに対しての思いがないので、だから特に思いというものはないです。現役選手の中で最多タイだろうが、そこを目標にしてやっているわけじゃない。勝ったんだなという印象はありますけど、170という数字を聞くとね。でも、本当にもう1試合1試合が自分にとっては凄く大事だし、目の前の試合に勝っていくということが、自分の中で一番大事なことなので。そうやってきた積み重ねが170なんだなというのは言われたらそう思いますけど、だからどう思いますかっていうところはあまりないですかね」

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2019年7月21日のニュース