創部100年の東大野球部、投手陣立て直しに元ヤクルト・松岡弘氏が投手コーチ就任

[ 2019年6月4日 18:20 ]

ヤクルト時代の松岡弘氏(1978年撮影)
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 東京六大学の東大野球部は4日、ヤクルトなどで通算191勝を挙げた松岡弘氏(71)が12日付で投手コーチに就任すると発表した。岡山・倉敷商から三菱重工水島を経てサンケイ(現ヤクルト)に入団。1985年に引退後はヤクルト2軍投手コーチなどを務め、2014年に学生野球資格を回復した。

 今年創部100周年を迎える同大だが、3日に終了した春季リーグ戦は10戦全敗。17年秋から32連敗に達した。深刻なのはチーム防御率8・41の投手力。2ケタ失点も4試合に達した。秋に巻き返しを期すチームにとって投手陣強化は急務とあり、松岡氏に白羽の矢を立てた。

 同大・浜田一志監督(54)の熱心な要請に、コーチを引き受けた松岡氏は「監督と相談しながら、指導していきたい。実際にどんなレベルか行ってみないと分からないが、12日から週3回をメドにコーチしていく」と意欲的だった。

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2019年6月4日のニュース