慶大 高橋佑、涙の有終完封 早大に昨秋リベンジ果たす

[ 2019年6月4日 05:30 ]

東京六大学野球春季リーグ戦最終週最終日 3回戦   慶大2―0早大 ( 2019年6月3日    神宮 )

<早大・慶大>完封勝利で慶大2位確定に貢献した高橋佑(中央)はナインからねぎらわれる(撮影・西川祐介)
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 慶大が早大を2―0で下し2勝1敗とし、勝ち点4の2位で終えた。エース高橋佑樹投手(4年)が3安打完封で通算14勝目。早大は同3で3位だった。全日程が終了し、5季ぶり40度目制覇の明大は勝ち点5の完全優勝。10日開幕の全日本大学選手権に東京六大学連盟代表として臨む。

 慶大・高橋佑が感極まった。早大を3安打完封。涙を拭き整列に加わると、大久保秀昭監督に抱擁され、涙腺が崩壊した。「去年早稲田に負け今季も結果が出なくて…。やっと雪辱が果たせた」。昨秋の早慶3回戦は3連覇目前で9回に逆転負けを喫し、敗戦投手となった。半年後に最高のリベンジ。「勝って秋につなげられたと思う」。表彰式後、左腕は明大ナインの胴上げを目に焼き付け、大学ラストシーズンの奮投を誓った。

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2019年6月4日のニュース