西武・中村 パ初「シーズン11球団弾」交流戦期間内に達成なるか

[ 2019年6月4日 09:00 ]

西武・中村
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 【データプラス】4日から始まる交流戦。通算成績で交流戦2冠が目前に迫っているのが西武の中村剛也内野手(35)だ。パ・リーグ初の交流戦期間中の11球団本塁打や最多投手本塁打も狙えるおかわり君に注目したい。(記録課・八田 朝尊)

 15年目の交流戦は18年目のおかわり君のバットに注目だ。昨年まで打率・246、72本塁打、182打点。打率は・336の青木(ヤ)に遠く及ばないが、本塁打は2位の阿部(巨)に14本差をつけトップ。打点は1位ラミレス(D)の183打点にあと1と迫っており記録更新は目前。ちなみに三振も280でダントツだ。

 中村は今季すでにパ5球団から本塁打を記録。同一シーズンでの11球団本塁打はこれまで延べ17人。中村も05、12年と2度記録しているが、交流戦期間中の達成は未経験。6カード全てで本塁打すれば08年ウッズ(中)、13年バレンティン(ヤ)、16年山田(同)に続く4人目、パでは初めての交流戦終了までの達成となる。今季は中村以外にも同僚の山川や浅村(楽)、中田(日)ら20人が5球団から本塁打をマークしており新たな達成者誕生に期待が広がる。

 さらに中村はここまで226投手からアーチを放ち通算393本塁打。史上最多はローズ(オ)と阿部の228投手で、あと2人で1位に並ぶ。中村が本塁打を記録しているセの現役投手は山口(巨)や能見(神)ら16人。アーチ0本の投手は多く残っており、一気に記録更新となるかもしれない。

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2019年6月4日のニュース