辻監督 27年ぶりの開幕8連勝も「まだまだ先は長い」

[ 2018年4月8日 16:55 ]

パ・リーグ   西武7―4オリックス ( 2018年4月8日    メットライフD )

 西武が見事な逆転劇で、1991年以来27年ぶりの開幕8連勝を飾った。試合後、西武・辻監督は「連勝しているということはうれしい」としながらも「まだまだ先は長いですから」と気を引き締めた。

 1―2で迎えた7回に、外崎の逆転打などで打者一巡の猛攻で6点を奪って逆転に成功。「ずっとヒットが打ててなくて、嫌な形で1点を取れたんですけど、そのあと(5回)に1点取れたことでまだまだ終盤いけるなという気にはなった」とし、「数少ないチャンスで選手は集中できている。きょうは初回の1点もそうですけど、森の2ベースは大きかった。本当にいい形で点が取れました」と話した。

 先発・ウルフは初回、先頭打者を四球で歩かせ、1点を先制されたが、6回を投げ、4安打2失点を粘りの投球を見せた。開幕戦からオール先発8連勝とはならなかったが、「先制されましたけど、球の切れ自体は良かった。よく頑張ってくれました」とウルフの健闘を称えた。ただ、救援投手陣には「点差が開いたところできちんと投げないといけない。ヒットはしょうがない、無駄なファーボールを出したり、最後も点取られましたし、隙のない野球をやっていかないといけない」。

 この勝利で開幕8連勝。感想を聞かれ、「うれしいですよ。やっぱり、ここまで連勝しているということは非常にうれしいこと」としながらも、「まだまだ先は長いですから」とキッパリ。「連勝というよりも、その日その日がどう勝つか、その1勝を取りに行っている。その結果が選手たちの集中力、(打線の)つながりであったり、投手の頑張りであったり、できているんじゃないか」とし、「また次の試合、1試合に集中して、勝利できるように頑張ります」と前を向いた。

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2018年4月8日のニュース