横浜、春季県大会初戦をコールド発進 万波「与えられた場所でベストを」

[ 2018年4月8日 13:40 ]

春季高校野球神奈川県大会2回戦   横浜12―0旭丘 ( 2018年4月8日    バッティングパレス相石スタジアムひらつか )

 横浜が県大会初戦を8回コールド勝ちで飾った。序盤こそ苦しんだが、終盤の8回に一挙7点の猛攻。投げてはエース板川、黒須で完封リレーを決めた。

 昨秋は県大会準々決勝で鎌倉学園にコールド負けを喫し、センバツ出場を果たせなかった。平田徹監督は「この冬はバッテリー中心の守りの野球をやってきた。1―0で勝つために守り、チーム打撃を見直した。打力は最後のプラスアルファと言ってきた」。名門ゆえのプレッシャーか序盤は硬さも見られた。指揮官が「よそゆきの野球をやらずにいこう」と声をかけ、終盤の攻撃につなげた。

 ドラフト候補として注目される万波中正外野手(3年)は「7番・右翼」で出場し、8回に適時二塁打。指揮官は「試行錯誤しながら一生懸命練習している」。練習試合では3月8日の解禁から11試合で6発を放ち、現在通算34本塁打で、万波は「練習から打撃は悪くない。一喜一憂しないのがチームのテーマ。与えられた場所でベストをしっかり尽くしたい」。さらなる進化を遂げるために、目の前の1試合に全力を注いでいくつもりだ。

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2018年4月8日のニュース